陸上競技の競技特性について(持論) 自分は陸上競技のパフォーマンスを左右する最も大きな要素は、体格や筋力だと考えている。合理的で効率的な走り方や筋発揮を高めることは大切だが、そればかり追求しても速くはならない。身体がどれだけ仕上がっているか、そこを追求することの方が大切だ。 身体の仕上がり具合は、先ず身体の発達速度に影響される。陸上競技を始める人は中学からが多いと思う。理解しておきたいことは、中学生くらいだと身体の発達速度は個人差が大きいため、努力や取り組みの差以外の部分が、パフォーマンスの差になることが多いということ。そのことを頭に入れておきたい。 速くなるためのトレーニングを行っていて、その効果を確認するには自身の肉体に形態変化が起きているかを問うことが大切だと考える。あの時より、身体は絞れているか?筋肉はついたか?体重は増加しているか?肉体の形態変化が起きていない人は、どんなに綺麗な走りや小難しいドリルが出来るようになってもそれほど速くはならない。大学生の時、肉体の形態変が起きていない人はやっぱり速くなっていなかった。 ボルトは10代の時から速かったと思うが、写真の時より速くなった最大の要因は身体つきが変わったからだと思う。
自分が筋力の向上の大切さに真に気付いたのは大学3年くらいだった。もし、高校生で少しでもそのことが頭にあればもっと速かったと思うし、トレーニングの内容も変わっていた。だから、陸上競技で成果を出したいと思うならば身体作りを積極的に行って欲しい。しかし、中学生くらいだと身体の発達速度に差があるため努力以外の部分が影響していることも知ってほしい。なので、中学生の時大して速くなくても、成果が出なくても失望せずに次のステップでまた挑戦して欲しいと思う。
コメント
コメント一覧 (7件)
ちょこちょこ拝見させてもらってます。
中学生なんかは単純に成長期が早くきた子はそれだけで体格的アドバンテージがある気がします。
ちょっと意味合いは変わってきてしまいますが遅生まれか早生まれかという部分でも大きな違いがありそうです。
中学生〜高校1年生くらいまでの間は個々の成長を見極めた指導が必要そうですね。
コメントありがとうございます。
本当に、高校生くらいまでは早生まれの人には適切な指導やアドバイスが必要だと思います。自分も3月生まれで中学生までは闘えませんでした。
そういうことも影響しているということを知っておくことは必要なことですよね。
https://m.youtube.com/watch?v=nYsrFNHxJWs
お久しぶりです。
総体で肉離れをしそこから4ヶ月経ち最後のレースを終えました。
いまいち練習できていなかったのですが一応15.27でベストで終われました。しかし動画を振り返るといまいちな動きが多い気がします。よろしければアドバイスをお願いします。
自分は6レーンの黒いユニホーム、黄色のスパイクです。
お久しぶりです。ベストおめでとうございます!怪我をした後にベストはすごいですよ。
私的には、良い動きをしていると思います。この前と同じで、決定的な欠点は見つかりません。今出来ることは出来ていると思います。
これ以上を求めるのであれば、フィジカルを強くするしかありません。ベースの部分を底上げするということです。それだけで、どんどんタイムが上がる動きをしています。
なので技術的なアドバイスは特にないです。110.runさん的にはどこが気になる感じですか?
1番気になるのはハードリング時に腰が落ちることと、速い人達に比べ抜き足の動きが大きいことです。
また、前半のハードリングと後半のハードリングの差が大きいのと中盤の走りがうまく行かないことです!
もちろん1番はインターバルランですが…
遅れてすみません。自分より速い人の意見を聞いたのですが、やはり技術は高いです。現時点では特に課題とするほどの欠点はありません。
自身の理想の動きがあるでしょうから、満足していないのは当然です。自身の理想の動きを追求していってください。
私が言えることは、基礎体力をあげるということです。それで、インターバルが詰まって来た時に抜き足の大きさなどを見直していけばよいと思います。
ありがとうございます!
大学入学後はインターバルランに重きをおいて練習したいと思います。
まだハードル始めて1年たたないのでこれからもよろしくお願いします>_<