短距離走の練習方法

どうすれば速く走ることができるか、その答えは長期間、継続してトレーニングを行い、走れる身体に改造していくしかない。
短距離走の能力を向上させるために大切だと自身が考えていることが大きく3つある。
この3つを三本の柱だと言っている。大学生の時からこの3本の柱は変わらない。
1つ目は、走る練習を行うこと。
2つ目は、ジャンプトレーニングを行うこと。
3つ目は、ウエイトトレーニングを行うこと。

だ。
この1つ目の走る練習に関して最近、感じることだ。
それは、短距離走を速く走るためには短距離走の試合で走るレベルの力感で走る練習を行うことが最も大切だということだ。
つまり、100mを速く走るためには、練習でもそれに近い出力の練習を行うことだ。そうでないと、動きの中で使う筋や筋出力の向上につながらないということだ。例えば、100mのレースに出たとき、競れば足が後方に流れることが多いはずだ。この時、レースではおそらく後方に流れた足をできる限り速く前方に引き戻そうと所謂、ハムストリングスに強い負荷がかかる。この時、身体には筋にはそれに適応しようと何かしらの変化が起きているはずだ。ポジティブな言い方をすれば強化され始めているはずだ。
200mや300mの距離の練習を行っている自身をイメージしてほしい。おそらく、ペース配分をして全力で足を回したりはしないはずだ。それに、300m程度の距離を走る場合、必要な要素は筋持久力や心肺機能など100m走で求められる要素とは違うはずだ。
当然、その時々で何を鍛えるのか、目的によって走る距離は変わる。けれど、それぞれの距離で求められる筋にかかる負荷の強さなどは、それでしか基本的には鍛えられないと考える。短距離走が速く走りたいなら、やるべき練習はやはり100mまでの距離の本気のダッシュであろう。
ついつい、長い距離の練習に逃げることがある。距離は長いが、身体的なダメージは時として長い方が軽かったりもする。自身もそれは反省だ。短い距離でしか鍛えられない要素に目を向けることが短距離走の能力向上には必要であると思う。

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この記事を書いた人

ベストタイムは14秒06。目標は13秒台を出し、日本選手権で勝負する。中学生、高校生に役立つことを書けたらと思います。練習に関して質問等ありましたらコメントをよろしくお願いします。また、意見やアドバイスをいただけると嬉しいです。

コメント

コメント一覧 (10件)

  • 自分の動画です。
    いまは高校2年生です。
    ベストは18.18です。100mは12.20です。
    自分はハードルからのインターバルへの繋がりが全くないと思っていて十分にインターバルランをできません。
    この動画を見て気になるところなどの意見を仰ってくださる光栄です。

    • 返事が遅れてすみません!!
      ちょっと忙しくて、返信が遅れました💦
      もう、動画を観ることは難しいですか?

  • 初めまして。中三女子 ハードルの選手です。5月に足首を怪我してから一ヶ月半運動していなかった為タイムが伸びず 来週の通信大会に向けてベストが出るようアドバイス頂きたいです。
    また、学校ではハードルが5台程しか置けず大会で10台跳ぶので後半が伸びないと感じています。
    都内で練習を見ていだだけたりするのでしょうか?

    • はじめまして、練習の直接指導も大丈夫ですよ!ちなみに、どの辺りでしょうか?

      • 夢の島や江戸陸、豊洲、千葉方面で16日に練習希望です。
        宜しければ直接メール頂ければ嬉しいです。
        よろしくお願いします。

        • 了解しました。16日で調整します!
          できれば、夢の島、江戸陸、豊洲がうれしいです。
          ちなみに、その日は、それらの競技場は一般使用可能ですか?

  • 豊洲は夕方からクラブチームが一部利用するそうですが、利用可能です。
    夢の島も利用可能です。
    どちらも ハードルは5台ほどしか置けませんが。
    ちなみに コーチには土、日と練習がある為、月曜日はやるなと言われてしまいましたが、お時間が合えば見ていただきたいというのが正直な気持ちです。
    個別で連絡は取れますか?

  • 今日はお忙しい中、お時間頂きありがとうございました。
    娘は、頭の中でイメージが出来、課題も見つかり、先を見る目標が出来たようです。
    本当に指導して頂き感謝です。
    またお時間があればご指導お願いしたいです。というか、クラブチーム入りたいです(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡
    週末、大会の結果送らせて頂きますね。
    ありがとうございました。

    • こちらこそ、ありがとうございました!
      ハードリングはとても上手です。難しいことを意識するにはまだ、早いと思います。走力をあげること、踏切時に減速しないこと、着地時にすぐに走りだせる形をつくること、そして、アプローチでは、できるかぎり加速を心掛けることです。
      クラブチームは、実現できるよう頑張っていきます。
      大会、頑張ってください!応援しています(^^♪

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